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インプラント治療の流れ!治療完了までの流れを徹底解説

2023.08.16

インプラント治療の流れ!治療完了までの流れを徹底解説

こんにちは。

蔵元歯科医院の蔵元です。

 

何らかの理由でやむ追えず歯を失ってしまい、インプラント治療をされる場合どのような治療の流れになるか解説させていただきたいと思います。

 

 

インプラント治療の流れ

 

インプラント治療の流れは、大きく分けて以下の2つの流れで治療を行なっていきます。

①歯を抜いてからしばらく時間が経っている部位(入れ歯が入っている、歯を抜いてそのままになっている場所など)にインプラント治療を行う場合

②まだ抜かなくてはいけない歯を抜く前で、その歯を抜いて、歯を抜いたと同時にインプラント体を埋めてインプラント治療を行う場合

があります。

ここではそれぞれの内容を簡単にご紹介します。

 

 

カウンセリング・問診

①、②の場合共通

患者様の現在のお体の状況、お口の中の状況を聞かせていただきます。

持病や現在服用中のお薬などのお身体の状態、今まで歯科にかかってどのような治療を受けたことがあるか、歯を抜かなくてはならなっくなった経緯を聞かせていただきます。

 

 

診査・治療計画

①、②の場合共通

お口の中の状況を見させていただきます。お口全体の虫歯の状態・歯周病の状態、噛み合わせの状態、インプラント予定部位の状態などを検査するため、レントゲン写真・CT写真・口腔内写真の撮影、歯周病の検査、口腔内細菌検査等をおこなっていきます。

検査結果をもとに患者様の希望と合わせながら計画を立てていきます。

 

 

インプラント埋入手術

①の場合

検査結果をもとに噛み合わせから被せ物が入る部位の下にインプラント体を骨の中に埋めていきます。虫歯治療等で使用する局所麻酔を使用します。1本のインプラントであれば多くの場合1時間から1半時間程度で終わります。

 

②の場合

抜歯予定の歯の周りにある程度骨が残ってる場合は抜歯と同時にインプラント体を埋めることができます。①の場合と同様に局所麻酔を使用します。抜歯と同時にインプラント体が入るので手術回数が1回ですみます。所要時間も①と同様に1本のインプラントであれ多くの場合1時間から1半時間程度で終わります。

 

どちらの場合も手術に不安のある方は、静脈内鎮静法を併用し眠ったような状態で手術を行うことも可能です。

 

 

被せ物の装着

インプラント体と骨がしっかりとくっつくのに2ヶ月ほどかかります。

特別な機械を使いを骨とくっついたことを確認し型取りして被せ物のを製作します。

少数の本の型取りであれば、光学印象と呼ばれる方法で昔からある粘土にような材料で型取りをする必要なく、お口の中をスキャナーのようなもので読み取れます。

次回には被せ物ができてきます。

 

 

定期検診・メンテナンス

インプラントは人工物なので虫歯になることはありません。

しかし自分の歯と同様に歯磨きをしないと、歯肉が腫れてきてしまいます。そうなってしまうと、歯周病と同じような状態になりせっかくインプラント治療して、歯が入ったのに最悪の場合は抜けてしまうこともあります。

日々の中での歯磨き、食事の管理などご自身でのセルフケアが一番大事です。

そして定期検診に来ていただき、悪くなっているところがあれば早期に発見し早期に治療して治療終了後の状態を維持しましょう。

 

 

インプラント手術2回法とは?

①、②の場合はインプラント体を埋める予定の部位にインプラント体を埋めて、そのまま仮歯をつけるか骨と口腔内を貫通させるカバーをつけるので、手術が1回で終わります。

しかし、骨が柔らかく、インプラント体が骨にくっつくまでの期間に力がかからないようにしたい場合、骨が重度に痩せてしまっていて骨や歯肉の再生手術が必要な場合には手術回数が2回以上になってしまうことがあります。

できる限り低侵襲で手術を行うように心がけていますが、歯を抜いて長期間合わない義歯が入っていたり、とても状態の悪い歯を抜くと骨が大幅に吸収してしまい、大掛かりな手術が必要になります。

そのような場合も当院では口腔外科、麻酔科との先生とも連携し多くの手術が可能となっております。

 

 

治療完了までの期間の目安

①、②の場合治療期間は2ヶ月から3ヶ月となります。

治療期間中に審美的な問題が起きないよう、前歯等審美的な部位においては歯がない期間がないように早期に仮歯が入ります。

大規模な再生手術を伴うインプラント治療においては半年から1年かかることがあります。

 

 

インプラント治療期間中の過ごし方や注意点

手術当日は腫れや痛み出血が出やすくなるのでできる限り安静にしましょう。

手術後1〜2週間で抜糸をします。

その後から殆ど普段通りの生活が可能です。

 

 

まとめ

インプラント治療は入れ歯やブリッジと違いインプラント治療には手術が必要です。

しかし、周りの歯を傷つけることなく治療が行えることは大きな利点となります。

インプラント治療をしたいと思っていて不安なこと疑問がある方はご相談ください。

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