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2026.03.16

蕨市で成人矯正を検討中の方へ|痛み・抜歯の有無・装置の種類を歯科衛生士が解説

蕨市の歯医者、蔵元歯科医院・衛生士の蔵元です。

 

今回は、成人の矯正治療についてお話したいと思います。

かつては矯正治療=子供が行うものと考えられていましたが、近年、人口に占める子供の割合の減少や、口元の美しさに対する意識の変化もあり、多くの成人の患者さんが矯正治療を受けるようになっています。子供と違って、成人の口腔内では、歯周病や修復処置歯、欠損歯などの存在が見られることが多くあります。

また成人の場合、一般的に矯正治療に対する審美的要素も高いです。

 

矯正治療からかかる力で歯が動き、痛みがともないます

「歯は周りの骨とくっついて生えている」と思われているかもしりませんが、歯の根の表面には「歯根膜」と呼ばれるシートがあります。矯正治療から歯に力がかかると、このシートの周りから歯の周りの骨を溶かしたり、新しく骨を造ったりする細胞が現れ、その結果歯が動きます。このとき生じる炎症や組織の圧迫により痛みも生じます。

痛みが現れる時期があります。

矯正治療を行っていくうえで大きなストレスとなるのが歯の移動にともなう痛みです。患者さんによっては、矯正治療中毎日痛みがあると勘違いされる方もいらっしゃいますが、そうではありません。

マルチブラケット装置(ワイヤー装置)で治療で行う場合、装置を装着した当日は通常痛みはほとんどありません。

翌日から2~3日間が痛みのピークで、徐々に痛みがなくなり、約1週間後には慣れていることが多いです。また、数週間ごとに装置を調整した後に、最初の痛みほどではありませんが、2~3日間痛みを感じることがあります。

痛みの感じ方は人によってさまざまですが、矯正治療をおこなううえで痛みの問題から逃れることは難しいため、患者さんには痛みに対する心構えをしていただく必要があります。

発痛時には一時的に鎮痛薬を服用することが可能ですが、抗炎症作用により歯の移動が阻害される可能性があるため、注意が必要です。

 

歯の混み具合と口元の状態で抜歯の有無が決まります

抜歯する理由は大きく2つあります。1つ目は歯の混み合いの程度です。ベンチに定員以上座らせるのが難しいのと同じイメージです。2つ目は口元の状態です。歯が混み合っていなくても口元が出ていて口が閉じにくくなっていることがあります。このような場合、前歯を内側に引っ込めて口を閉じやすくするために抜歯することがあります。

歯が混み合っている原因は、歯が植わっている顎の大きさと歯の大きさ(幅)の不一致にあります。この問題を解決するために、たとえば顎が小さい場合、顎を拡げて大きくし、歯を並べるスペースを作り出す方法が考えられます。しかし残念ながら、大人になると、基本的に顎を拡げることはできないため、歯の方を減らさざる得えないのです。また、顎の大きさは普通でも歯が大きい場合は、ちょっとした混み合いであれば歯の両脇を削って並べることができるかもしれません。しかし、激しく混み合っている場合、歯を削るのにも限界があるため、やはり抜歯するしかありません。

もし、抜歯が必要なほど混み合っているのに、抜歯をしないで並べようとしたらどうなるでしょうか?歯が植わっている顎の大きさは変わりませんので、歯が顎からはみ出てしまうかもしれません。その場合、歯ぐきが下がって、歯の根元が露出してしまう可能性があります。

また、このように無理して歯を並べた場合、朝顔の花が咲くように歯全体が外側へ動き、前歯が唇を外へ押すようにはたらく可能性があります。それによって口が閉じにくくなるなど口元が出た見た目になるかもしれません。矯正治療では、歯並びとバランスの取れた口元を作り出すことも治療の目標となります。いくら歯がきれいに並んでも、口が閉じにくくなってしまってはいけません。同じ理由で、矯正治療前に歯の混み合いがみられなくても、出っ歯で口が閉じにくくなっている場合は抜歯します。

 

元の位置に戻ろうとしたり、年月の経過で歯並びの変化が起きます

歯の根の周りはゴムのような線維(歯根膜線維)に取り囲まれていて、歯を動かすと一部の線維は引っ張られます。

歯を動かした後もその歯を支えておかないとゴムが元の位置に戻ろうと引っ張ります。(後戻り)そこで、治療後に後戻り予防装置(保定装置)を使うと、この傾向は落ち着きます。また、後戻りにかかわらず、人の歯並びは加齢とともに変化します。

後戻りと加齢による歯並びの変化をできるだけ防ぐために、後戻り防止装置を長期期間使うことが大切です。

 

さまざまな矯正装置があります

矯正装置には、患者さん自身が取り外せるものとそうでないものがあります。取り外しのできる透明なマウスピースタイプのものは、目立たず、歯磨きに支障のないことが利点ですが、歯の動きに制限があってどんなケースにも適応できるわけではありません。

また、装着時間が短いと歯はきちんと動きません。一方取り外しできない、歯の表面にくっつけるタイプのものは、つねに歯にたいして力が作用しているので、取り外し式に比べて効果的な面はありますが、歯磨きしづらい、やや目立つなどの欠点があります。

成人の矯正治療が気になりましたら、ぜひ矯正無料相談にいらっしゃってくださいね。

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