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2026.02.16

PMTC(歯のクリーニング)とは?効果・頻度・費用を蕨市の歯科衛生士が解説

蕨市の歯医者、蔵元歯科医院・衛生士の蔵元です。

今回は、皆さんが歯科医院で受けている歯科衛生士に歯面のケア、歯磨きのプロが行う歯面清掃(PMTC)について説明したいと思います。

 

PMTCはバイオフィルム(細菌の膜)を一掃し、口腔内衛生環境をリセットできます

PMTC大きな目的は、汚れや着色を除去し歯面をただ磨くのではなく、「バイオフィルム」と呼ばれる細菌の膜を破壊し、剥がし落とすことです。

バイオフィルムは例えるなら排水口のヌメリのようなものです。

排水口のヌメリがこすらなければ落ちないように、歯に付着したバイオフィルムは歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどでしか取れません。

セルフケアでは歯ブラシなどが届かないところのバイオフィルムを落とすのがPMTCです。

細菌の塊は「プラーク」と言われますが、「バイオフィルム」は違います。

細菌の安定した住処です。バイオフィルムの中では細菌たちがお互いにコミュニケーションを取り合い、自分たちにとって安定した環境を作っているのです。

排水口のヌメリは水流だけでは取ることができず、ブラシやスポンジなどでこすらなければいけないことは想像できると思います。

それと同様に、歯に付着したバイオフィルムは歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどでしか取れません。

ですが、それは歯ぐきより上の話です。歯ぐきより下の部分は歯ブラシなどが行き届かず、患者さんだけでは取りきれないため、歯科衛生士のプロフェッショナルケアによるバイオフィルムの除去が必須です。

歯茎の上は患者さんが、歯茎の下は歯科衛生士がという役割分担をして徹底的にきれいにしましょう。

 

PMTCで行う研磨は安全に配慮されています

※汚れに応じたペーストを使い分け、歯面への侵略を抑えます

PMTCは、回転式の「プロフィーコントラアングル」と「ラバーカップ」と呼ばれる専用の電動ゴム製ブラシを用いて行います。

これらにペーストを塗って回転させることで、プラークに加えて汚れも落としていきます。

ペーストは外因性の着色の除去に適しているもの、プラークとバイオフィルムを落とす力は弱いが仕上げに適しているものなどさまざまな種類があり、一人ひとりの着色の状況などにより使い分けています。

汚れを落とす力強いペーストを使用した後は、歯の表面にできた目には見えない小さな傷を修復する「ハイドロキシアパタイト」という成分が含まれたペーストを塗るのでPMTC中の研磨が歯にダメージを与える心配はありません。

このハイドロキシアパタイトは骨や歯の主成分として存在するため、人体と親和性が高いです。歯の再石灰化も促進する特性があります。

 

PMTCで落とせる着色の種類・原因

PMTCで落とすことができるのは、紅茶、コーヒー、カレーなどの飲み物や食事、タバコなどの外因性による着色です。

主にポリフェノール化合物を含むもの、ワインや緑茶などが着色を引き起こすと考えられています。

また、じつは、洗口剤もそのひとつです。日本では原因となることは少ないですが、濃度の高いクロルヘキシジンが含まれるアメリカの洗口剤は着色を引き起こすことがあります。

着色をPMTCにより除去することは可能です。歯の表面への着色の場合はスケーラーで除去し、歯と歯の間の着色の場合は、フロスで擦り落とします。

タバコのヤニなど厚みがある場合は、PMTCを行う前にスケーラーや、エアフローで除去します。一方、歯そのものの変色の場合、たとえばテトラサイクリン歯、エナメル質形成不全などの内因性の変色は対応できません。

 

PMTCだけでは歯周病、虫歯は予防できません

PMTCは歯周病と虫歯の一因となる細菌を除去することができます。ですが、これらを進行させるには細菌だけではありません。

たとえば、歯周病で代表されるのはタバコ、虫歯では食生活や唾液量・質が関連します。ですので、お口の健康を保つには、PMTCを受けていただくだけでなく、ご自身の生活習慣を見直すことも重要です。

また、歯周病と虫歯を発症しやすい部位(リスク部位)は患者さん一人ひとり形や大きさ、並び方が異なりますので、リスク部位も異なります。ですので患者さん自身でもプラーク付着率が高い部位を理解し、意識して私たちと一緒に管理していただくことが重要です。

 

PMTCは定期的に行う必要があります

バイオフィルムは、100日程度で成熟し、それは繰り返されます。そのため、一般的に3か月ごとを基準に繰り返しPMTCで口腔内をきれいにします。ただ、リスクは人によって異なるため、PMTCを行う間隔は患者さんのリスクに応じて決定します。

また、日常的に行うセルフケアや生活習慣には、患者さん自身が気づいていない癖や傾向があります。自分では「やっている」と思っていても磨けていないことや良いと思っている習慣がリスクになってしまうことがあるのです。そのため、私たちと一緒に客観的に振り返り、その傾向に対して対策をともに考えましょう。口腔内を再評価し、口腔内が悪化しないように繰り返し予防策を講じていきます。

口腔内や生活はつねに変化していくものです。定期的に通っていただき、その変化に対応していきましょう。

「自分にPMTCは必要?」「どれくらいの頻度で通えばいい?」 そんな疑問も、蔵元歯科医院の歯科衛生士が お口の状態を確認しながら丁寧にお答えします。

まずはお口の健康チェックから始めてみませんか?

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