2023.11.22

虫歯治療中でもインプラント治療はできるのか？

こんにちは。

蔵元歯科医院の蔵元です。

虫歯の治療中でもインプラント治療を並行して行えるのか、というテーマでお話しさせて頂きます。

虫歯治療とインプラント治療の基本

虫歯治療は虫歯の進行度によって、治療回数が変わってきます。進行が少ない場合には１回で治療が終わることもありますが、虫歯が神経まで進行してしまうと、神経の治療に数回してから被せ物を作る治療に入っていきます。

インプラント治療は歯がない場所に歯の根の代わりになるインプラント体を骨の中に埋め、インプラント体と骨がくっつくのを確認できたら被せ物を連結していきます。

虫歯治療は歯に対して処置を行い、インプラント治療は骨・歯肉に対して行う処置となり、対象となる部位が違うことが多いので並行して治療を行う場合があります。

虫歯治療をしないといけない歯が多い場,噛み合わせ治療を並行していく場合、インプラント治療を行う部位がわかっているときや、奥歯がなくて早期に噛めるようにしなくてはいけない時には、虫歯治療とインプラント治療を同時進行でやっていきます。

矯正治療治療を行い、インプラント治療をする部位が決まらない場合には暫間インプラントというものを使用することもあります。

通常インプラント体が骨に付くのに２ヶ月ほどかかります。着くのを待っている間にその他の治療をしなければならない部位を同時進行で治療することで治療期間を短くすることができます。

虫歯治療とインプラント治療では、治療部位が違うので特に問題なく治療を並行して行えます。

虫歯で歯を抜かなくてはいけないか経過を見なければいけない場合矯正治療が並行していて歯の動きが確実でない場合に先にインプラント治療をしてしまうとインプラント体は動かすことができないので、治療がある程度進んだところでインプラント治療を行います。

１本の歯の治療からお口全体の治療まで患者さんによって治療内容は異なっていますが、当院ではできる限り負担が少なく治療期間も短くできるように、努めています。なのでできる限り虫歯治療やインプラント治療も同時に進めています。

お困りのことがありましたら、いつでもご相談ください。